ママ探検隊が行く(後編) |
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【Canon EOS Kiss デジタルX】
昨日の続きです。
最初に下の方から全部みんなで見たはずです。
そんな長く垂れ下がった房なら絶対にすぐに気がつくはずなのに。
そろそろ帰ろうと思った時、一人が下の方を見て声を上げました。
「咲いてる~~~!!!!!」
見ると、下の奥の方で長く垂れ下がった房にきれいに花を付けている枝があるではないですか?
「気がつかなかったのかな?」
「いや、こんなに立派に咲いているのに気がつかないはずない」とみんなで押し問答しても始まらないのですが、大喜びでみんなで写真を撮り、また周りを見回すと、さっきは明らかに花がなかったはずの場所でも花が咲いています。
「もしかして日が昇ったのに、開花した?」
そんな瞬時にパッと咲く花とも思えないのですが、とにかく垂れ下がった花はみんなを満足させるには十分すぎるほど。ただ、あまりにも奥なのでもっと近くで、あるいは構図など考えて美しさを十分に引き出すほどの撮り方などは私たち3人には無理で、これが精一杯。
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これなんか、つぼみがほころんで、ちょっとシベが見えてきてます。
「もしかして咲かないかな?」などと淡い期待をしたりして…。きっとその夜には咲いたのでしょうね。
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命短き、儚き花。夜が明け、一つ。花が落ちました。
このまま眺めていたら、また一つ、また一つと落ちていくのでしょう。
ピンクの雌しべは萼の部分に残っていました。
やがては実がなるのでしょうね。
水辺で咲くサガリバナはきっともっと幻想的なのでしょうね。水面に映るサガリバナの写真を見たことがあります。いつの日かそれをこの目で見ることができたなら………。