別れの宴と三味線と |
昨日も暑くて半袖でしたが、奄美より鹿児島市の方が暑かったようで26℃までいったそうです。今日はさらに奄美も暑くて朝9時ですでに25℃。お昼は半袖でも暑くて汗が…。
そんな奄美を後に転勤で去っていく人たち。
奄美に来て、子どももいるし特に仕事もしてないのでせいぜい仲良しママさん達との送別会ぐらいで、だいたいお昼にランチを兼ねてというのしか経験がなかったのですが、
夜の送別会に何年ぶりかに出席する機会がありました。
てふてふさんの送別会です。毎日送別会続きだったのに、「その日は結婚記念日なのに」というてふてふさん夫婦のその送別会は無理を言って決行されました。
さて、てふてふさん、そんな送別会にもしっかりと三味線をお持ちになっていらっしゃいました。そして「きっとtokorinさんが来ると思って楽譜を持ってきたよ」と私に一曲弾く機会を与えてくださったのです。
結局、公民館講座発表会で弾く機会を出産のため断念し、
「もう人前で弾く機会なんてないかも」なんて思っていたので
そのお気持ちがとてもうれしかったです。
「いきんにゃかな節」(これが一番まともに弾ける)を何とか披露させていただきました。
たかが7ヶ月、されど7ヶ月(休んでいた期間を引くと5ヶ月強ぐらい)。
その後、てふてふさんが弾かれて素晴らしい美声も披露され、ついでに島唄なども講座で習った娘のためにと伴奏に三味線を弾いてくださいました。
でも照れ屋で緊張屋な長女は、それに上手に合わせて唄うとことができませんでしたけど。
さて、三味線講座を最後まで頑張った私に講座の先生から電話が来ました。
「修了証書を作りましたから、公民館に預けておきますね。最後までよく頑張られましたね」と。
発表会には出られなかったけど、最後まで出席して頑張ってよかった!
所でこの公民館の三味線講座。
来年度からはさらに新しく基礎をじっくり繰り返し練習する「三味線講座(入門)」が別に開講されるそうです。確かに初級でもさっそく島唄なので挫折する人も多かったので、そういう講座がないとね。これだと入門→初級→中級と3年計画でステップアップするといいのでしょうが…。
さすがに来年赤ちゃん連れで中級はきついだろうなあ。習った分だけしっかり復習してまともに弾けるようになりたいものです。
さよならは半分だけ。きっとまた会えるから…………。
物悲しく聞こえる奄美三味線の音。その夜は、いつになく明るく優しげに聞こえたのは気のせいでしょうか。いえいえ、きっとてふてふさんの人柄のせい………。