
子守次女…で何とか更新です!
奄美のニュースとしては……ネットニュースでも出てたんですが、
「アマミノクロウサギ大量死」にビックリです。
未だアマミノクロウサギと遭遇したことはないですけど、目立った外傷もないようで
死因が気になるところ。病気の可能性もあるということでそれが元で絶滅とかなって欲しくない物です。
で、遭遇と言えば…………先日初めてアフリカマイマイに遭遇しました。
というか、幼稚園のバスを待っていたら、「アフリカマイマイがいたの。つかまえたんだけど保健所に言った方がいいのかしら?」と。もちろん素手では危ないのでビニール袋に入れて。
最近、鹿児島県を賑わせているアフリカマイマイ。というのが今まで県本土では確認されていなかったのに出水市、指宿市で相次いで見つかったのです。
何より、農作物を荒らす害虫でもあり、世界侵略的外来生物ワースト100の中にも入っているという世界最大のカタツムリ。東アフリカが原産と言われていますが、とにかく人為的に分布が広がって熱帯と呼ばれるところはほとんどいると思っていいカタツムリ。
とにかく雑食性で食欲旺盛、草、葉っぱ、木の実、動物の死骸、何でも食べるし、すごいときは砂、石、コンクリートさえ食べるんだって。さらに動くスピードが一晩で50m以上と普通のカタツムリなんかよりすごい早さ。
繁殖力もすごくて、1回100以上の卵を産み、それを10日ごとに!!成長も一年で成貝に。
日本では植物防疫法により、沖縄・小笠原・奄美からの持ち出しは一切禁止となっていて、そうやって騒がれているんだけど………先日、小学校のPTAで「何で鹿児島ではあんなに問題になっているの?奄美には前からいるじゃないの?何でそれはいいの?」という話に。と言うのが実は小学校のトイレでアフリカマイマイが発見されてそのトイレが使用禁止になっていて「何でアフリカマイマイが出たから使用禁止?毒があるから?」
(聞けば、地元の人たちは毒があるから触ったらダメと子供の頃に教わったそう)
「使用禁止になっているのは、広東住血線虫の中間宿主になっていて、素手で触るのも危険だし、這った後を触っても危険だからじゃない?」と言ったら「じゃ、何で奄美では駆除しようって県は動いてくれなくて本土だと駆除するの?」
………イヤ~~私に聞かれても、と思いつつ
「今までは本土にはいなくて、法律で沖縄や奄美から本土に持ち込んでは行けないことになっているから、広がる前に駆除するのでは?」
何かそんな感じで押し問答になってきて…「奄美には昔からいるけど、いつからいるの?」
「戦時中に食料として持ち込まれて」
「でも虫がいて危険なのを食べるの?」
「寄生虫が付かないようにしてエスカルゴの代わりに実際でも缶詰とかで食べられてるから、食べることは可能だと」などなど………ハハハ何で私に聞くのだ??
この忌み嫌われているアフリカマイマイ。この存在を喜んでいるのはオカヤドカリだとか。大きなオカヤドカリの殻によくこのアフリカマイマイの殻が使われているって。
そんな大きなオカヤドカリにはまだ会ってない私ですが。
それにしても出水市ではまだ続々と捕獲されているアフリカマイマイ。出水市は雪も降るし、寒いから越冬できなくてこれ以上は繁殖しないかもしれないけど………次女はすぐ「カタツムリ~~」なんてつかまえちゃうから。ダンゴムシもすぐつかまえるし。
「コレ触ったらダメなんだよね~~」とオキナワキョウチクトウの実を持ってくるし。
できるだけ会いたくないなあ。しっかり触らないように言い聞かせておかないと。
ちなみにこのアフリカマイマイはそう言うのに詳しい方に持っていってもらって処分されたそうです。